ペットの戒名 ペットを家族同様に愛する人は多い。 しかし、ペットも命ある故にいつかは永遠の別れを迎える。 とはいえ家族同様であるからきちんと葬ってあげたい。 そこで墓をつくる。葬式も執り行う。火葬もする。納骨もする。 となると位牌も作る。戒名が…

脳梗塞

2月9日の朝目を覚ますと左の手足が動きませんでした。直ちに救急車で新橋の慈恵病院へ搬送、週明け月曜日には1回目の手術を受けました。1週間でICUから一般病棟に移り治療とリハビリに明け暮れています。左の手足が麻痺しています。近々、都内のリハビリ…

三塔舎日誌

2月8日(土) 大雪 13年ぶりの大雪なんだそうだがその時のことがなぜか思い出せない。娘はそれを覚えているという。そんなところが若者との決定的な差なのかもしれない。窓からの景色は雪国のようだ。土曜日だったのが良かったのかどうか。都心のオフィ…

三塔舎日誌

2月7日(金) ゆうべ市川妙典のイオンシネマで見たロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの舞台「リチャード二世」のことを引き続き書いておきたい。 私は英語、英文学の専門家ではないからシェイクスピアの英語にそれほど親しんでいるわけではない。しか…

三塔舎日誌

2月6日(木) 市川で授業。中級は「特集 フランスの家電の名称」。好評でした。すごいと思ったのは robot multifonctionsと呼ばれる「多機能調理機」。ジューサ、ミキサー、攪拌機、ミンチ器などをかねているこの器械。値段もかなりするが、私の知る限り、…

三塔舎日誌

2月5日(水) この冬一番の寒さで最低気温は氷点下を記録した。おじさん、おばさんたちが小学生のころには東京でもこういう冬はあたりまえだったのであり、毛糸の帽子、手袋、マフラーを欠かさず身に着けて子どもたちは学校への道すがら、氷の張った道端の…

三塔舎日誌

2月4日(火) 昨日、整体の先生のところに行った。なにしろ5日間にわたって臥せていたのでどういう状態の身体になっているのかと思ったら、顔にむくみはありますが背中も肩も, こんなにやわらかいのは初めてです、と言われた。やはりデスクワークが肩こり…

三塔舎日誌

2月3日(月) インフルエンザから立ち直り、活動開始。とはいえ、夜のヨガはまだ大事をとった。仕事ができると言う意味での「健康」と、運動ができるという意味での「健康」ではレベルが違うのだと実感した。ヨガの先生に「来週はモアー・ベターよ!」と書…

題名訂正

昨日書いたノルマン・ショレットの作品名「女王たち」は「王女たち」の誤りでした。謹んで訂正します。はてなの元ブログは訂正しましたが、FBとTwには反映されないようなので。

【劇】「王女たち」公演日程、パリ

昨年来日して構想が立ち上がった Laurent Courtin演出による『王女たち』(ノルマン・ショレット作)の日仏連続上演。先陣を切るフランス人女優たちによる公演日程が決まりました。 2014年9月11、12、13がパリ公演です。私は見に行けるかどうか未定ですが、…

連携試験です。

連携試験です。 hatena blog.に投稿して、それをtwitterにのみ(のみ、が大事)連携させて公開すれば、twitter⇔facebook の連携がすでに設定されているために、自動的に記事がtwitterを経由してfacxebookにも反映されることが分かりました。

三塔舎日誌

1月31日(金) まだ外出禁止。家人もとうとう熱を発し、肺炎になってしまって寝込んでしまった。インフルエンザではないと医者は言うが・・そういうわけで、わたしは平熱ではあるが自宅軟禁状態、あるいは「インフルの幽閉者」というサルトル的状況にいる。 …

明治学院大学 芸術批評論配布資料 リアリズム演劇の系譜

リアリズム演劇の系譜 1 序)日本にはない演劇だった。明治以降に西洋演劇として移入された「新劇」。現実を「再現」する演劇。その歴史的系譜は? 1) 西洋近代劇の従来的図式(ナショナリズム史観) ・ 古代ギリシア悲劇→(中世演劇)→イタリア・ルネサ…

古典主義演劇 明治学院大学「芸術批評論」配布資料

古典主義 *この資料はwikipediaなどから編集したものです。 古典主義は、ヨーロッパでギリシャ・ローマの古典古代を理想と考え、その時代の学芸・文化を模範として仰ぐ傾向のこと。均整・調和などがその理想とされる。文脈により異なった意味合いで使用され…

ルネサンス演劇 明治学院大学 芸術批評論A 配布資料

*この資料はwikipediaなどを編集したものです。 ルネサンス期の演劇 概観 宗教改革以降、人間の世俗的な姿を描く演劇が現れ始めた。また、ラテン語で書かれていたアリストテレスの『詩学』が翻訳され、劇、戯曲の理論化が進んでいった。 ルネサンス期には建…

中世と演劇 (明治学院大学 芸術批評論A配布資料)

中世と演劇 -フランスを中心に ここでは起源から1548年、パリ高等法院le parlement de Parisによる「聖史劇」の上演禁止令までを扱う。 古代ギリシャから古代ローマへと流れた演劇伝統は、初期キリスト教の教父たちによって断ち切られた。(ローマによるキ…

古代ギリシアの演劇 (芸術批評論A 明治学院大学配布資料)

*wikipediaなどからの編集引用です。 古代ギリシアの演劇 古代ギリシアの演劇は、紀元前550年ごろから紀元前220年ごろの古代ギリシアで花開いた演劇文化である。都市国家アテナイは当時の文化、政治、軍事の中心地であり、そこでディオニューソス神の祭りで…

全発表論文、記事一覧(2) 2013~

著書 論文 ・紛争地域から生まれた演劇4「歴史・国家・記憶」(ITI諸外国の演劇事情2013) ・同論文英訳Theatre born in conflict zones part 4(ITI Theatre Year-Book 2013) 舞台翻訳 ・ジェラール・ビトン&ミシェル・ムンズ作「みんなのウエ…

01-009 海賊の歌

フランスの海賊の歌をたまたま見つけて聞いた。コルセール・ドゥ・サン=マロというう歌だ。フランスはブルターニュ地方、英仏海峡をのぞむサン=マロを根城にしてイギリス船を襲った、コルセールと呼ばれる海賊の歌である。古くから伝わる民謡のようなものな…

01-008 文菊さんの独演会へ

昨年の秋口から、ふとしたきっかけで落語を生で聴くことが多くなった。それまでも落語は嫌いではなかったし、昭和の名人と称される噺家の高座を録音や動画で楽しむことがなかったわけではない。けれども、毎月のように欠かさず寄席に通ったり、特定の噺家の…

01-007 電子書籍の時代

世の中の流れは紙の書籍よさようなら、電子書籍よこんにちはである。こういう流れは変えられない。じつは先週から毎日1000字のエッセーを書き継ごうと本気になったのも、1000字エッセーが200本くらいになったら一巻のエッセー集として電子出版す…

01-006 音楽と次元

あるとき劇場の椅子に座っていたら、近くのお客さん、もちろん若い人がこれから始まる芝居のことをさして「わたし、3次元ひさしぶりだわ」と言うので驚いたことがある。思わず、ふだん何次元に生きてるんだ?、とツッコミたくなったが、そのことを知人に話…

01-005 「塀の中のジュリアス・シーザー」

ツイッターなどのウエブツールが発達してから映画や芝居の評判がすこぶる怪しげなものになった。早い話がサイトはサクラの花盛り。批判的な見解を主催者が消してしまうのは人情として理解できなくもないが、ヨイショの御用感想でささやかな報酬を得ようなど…

01-004 女性とズボン

男性がはく下着の「パンツ」、女性がはくズボンの「パンツ」。彼氏とカレシの要領でアクセントに差があるようで、彼氏型が前者、カレシ型が後者だそうだが、字で書くとまぎらわしい。 フランスには女性がパンツを着用することを禁じる法律があったそうで、今…

01-003 洋食屋のトンカツ

その日、私はお腹がすいていた。歯医者の勧めで親知らずを抜いて、しばらく柔らかいものばかり食べていたので硬いものが食べたくて、しかもお腹がすいていた。だから、ときどきランチを食べる洋食屋さんで、硬そうなトンカツを食べている客がいたのを思い出…

1-002 カラシニコフ

4月の文学座アトリエ公演へ向けて稽古が始まったミシェル・アザマの『十字軍』には、パレスチナの紛争地域に生まれ育ち、愛し合ったり殺し合ったりする若者たちが登場する。その名前から察するよう、イスマイル少年はアラブ人(イスラム教にイスマイル派と…

1-001 隕石あるいは光のこと

ロシアに隕石が落ちた。ひときわ明るい光の玉が空に浮かぶ。それが糸を引きながらどんどん大きさを増し、衝撃的な閃光をはなって爆発する。予期せぬ出来事とはいえ、たまたま何かをビデオで撮影していた人がいるもので、一瞬の爆風でガラスが割れたり、天井…

12月14日(木)

12月13日(水) 【雑】基本的にのんびりさせてもらいました。 【書】でも、気持が「十字軍」のほうに向いてきたので歴史をちょっと調べながら文学座通信の原稿の準備。 【劇】ラジオで劇作家・演出家のジョエル・ポムラが話しているのを聞いていて、腑に…

2月12日(火)

【雑】あまり気にしなかったのですが、i-tunesにポッドキャスティングしていたラジオ番組が全然ダウンロードされていませんでいた。i-tunesが新しいバージョンに更新されたときに設定がかわってしまうのでしょうか、研究をしてやっとStudio Théâtre と Ateli…