12月14日(木)
12月13日(水)
【雑】基本的にのんびりさせてもらいました。
【書】でも、気持が「十字軍」のほうに向いてきたので歴史をちょっと調べながら文学座通信の原稿の準備。
【劇】ラジオで劇作家・演出家のジョエル・ポムラが話しているのを聞いていて、腑に落ちるキーワードを発見しました。le sentiment d'exister 「存在する感覚」です。近年のポムラは演劇をそういう体験の場として構想しているようです。つまりテクストのメッセージでもない、パフォーマンスという身体運動でもない、もっと深いところから出てくる、ひとりひとりの人間がそこに存在しているということの意味を見せる演劇です。だからテクストだけ読んでも日常的なことがぼそぼそ語られているだけなのですね。また、いつも同じ役者たちと一緒に、彼らの人生を引き受けるようにして舞台を作っているのですね。これはポムラの手による舞台でしか真価を発揮できない演劇でしょう。でも、exister というアプローチ、魅力的です。
12月14日(木)
【仏】市川オープンスクール初級/中級。中級の内容をリニューアルしました。易しくしました。DELF-A1の教材と文法の練習問題を組み合わせることにしました。
【書】文学座通信の原稿「こどもの十字軍」を書きました。3枚。
【劇】文学座アトリエ公演「十字軍」のプレ稽古がはじまりました。今日は台本前半の読み合わせ、というか、役者たちと内容の吟味をしました。