フランスから今の福島を見る

とんぼ氏:こりゃあ面白い記事をみつけたぞ。フランスの社会党系の「リベラシオン」という新聞のジャーナリストが独立して始めた「Rue 89」というWeb新聞があるんだ。これは日本にも強力な支援組織があって、日本語版まで充実している。
メガネ君:紙媒体に早々に見切りをつけた開拓者だな。
と:フランス語版オリジナルはhttp://www.rue89.com/
  日本語版は
メ:ほう、かなりの充実だね。フランスのことは何でも分かっちゃうね。
と:ところがこの日本語版は、充実している代償というべきか、翻訳が自動翻訳機ベースなのかなあ、およそまともな日本語になってない。そのへんは、ものすごく「覚悟」しておいてくれよ。
メ:オリジナルと「翻訳」とならべて、翻訳を直していく「授業」にいいんじゃないか?
と:おお、そいつはいいな。アイデア、もらったよ。ところでだ、そこに衝撃的な記事が出たんだ。フランスの元環境大臣のコリンヌ・ルパージュが福島を訪れて視察した感想記事だ。
De retour de Fukushima, où le silence et les mensonges tuent | Chez Corinne Lepage | Rue89 Les blogs
その日本語粗訳もonaironaironair
にある。(いずれrue89に「公式」?翻訳が載ると思う)
それからもひとつ、リベラシオンが先月、福島で行われた住民と国との話し合いの模様を報道したんだ。住民の突き上げを官僚的にかわす歯切れの悪い役人の姿は相当、フランスでは衝撃だったらしい。
残念な在仏日本大使館・参事官の公開レター « onaironaironair
日本大使がリベラシオン紙上に「公開書簡」を書いて声明を出したくらいだ。フランス語原文は
Une lettre de l'ambassade du Japon à Paris - Libération
とりあえず資料をアップして一度中断する。